2020/01/13
ジャガーＸタイプ、チェックエンジンランプが点灯してエンジンがブレ出したとの報告を受け、先ずＯＢＤスキャナーをかけたところ「シリンダー５失火」との結果。 イグニッションコイル、スパークプラグあたりだろうと調べようとしたところ、右バンクはインテークマニホールドに覆われており、マニホールドを外さないとコイルが取り出せないと判断し作業を進めました。
インテークマニホールドを外し、イグニッションコイルを外すと、５番のプラグホールがオイル池状態。
５番プラグ
隣の３番プラグ
これはカムシャフトカバーのスパークプラグ・ボスシールからのオイル漏れが原因で、それによっての失火の為、先ずはカムシャフトカバー・ガスケット、スパークプラグ・ボスシールの交換が優先項目。
カムシャフトカバーを取り外し。
こいつが悪さの張本人。
部品を洗って、ガスケット類を一式交換。
組み上げて完了。 それにしても、イグニッションコイル、スパークプラグを外す為に取り外す部品の多いモデルだ。
インテークマニホールドを外す際に、ボルトの受けの金属のネジ部分が、樹脂の圧入部分で回ってしまった。 部品交換も考えたけれど、インジェクターも付いた、↑ 画像の状態での供給なのでそれは無し、接着剤で固めて修理。 Ｖ８、Ｖ６のエンジンからは、樹脂部品が多く使用されているので、この様なトラブルも多いです。